令和元年11月12日(火曜日)相模台公民館大会議室において、まちづくりを考える懇談会が開催されました。
この懇談会は、まちづくり会議の委員と市が意見交換や情報共有をしながら、地区のまちづくりを協働して考え住みよいまちづくりを推進するために開催するものです。
今年のテーマは「子どもたちの育ちを地域で支える取組について」で、当日は市長も出席され、相模台地区の取り組み状況や、運営に当たっての市の環境づくり、支援内容などについて、活発な意見交換がなされました。
11/14 相模台地区青少年健全育成協議会が講演会を実施しました。
講師は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の初代校長
木村泰子氏を大阪より招き、開校前の地域の状況、開校当時の困難をどう乗り切ったか。
あんな事があった。こんな事があった。と、ある一人の児童にスポットを当て、
彼がどう成長していったか、その時、学校・地域がどう関わったか。などのお話をして頂きました。
小田急相模原とJR相模原を間違えてしまい、少しだけ遅刻してしまった木村氏。
「大変申し訳ございません!謝罪からはじまる講演会は初めてです」の言葉でスタート。
約2時間にわたり、沢山のお話をして頂き、会場に来ていた「自治会長」「子ども」「大人」「地域の人」そして同業者の「先生」、様々な立場の人が、”今自分が何をすべきか。”を考えさせられる講演でした。
木村氏は、「みなさん、くれぐれも学校に行って ”校長先生、あんな学校作ってよ!” と言わないで下さい。
先生だけでは子どもを守れません。子どもが安心して生きていく為に、地域が・・自分が・・何ができるかを考えましょう!」とおっしゃいました。
先生は”風” 地域は”土”
風はいつしか去ってしまうけど、土は愛情持って耕せばどんどん肥えていきます。
地域が、しっかりした土台を作って下さい。子どもの命を守って下さい。ともおしゃいました。
私たち地域が出来る事をみつけ、学校に育ててもらうではなく、自分の子だけじゃない、地域の宝の子どもをみんなで育てる!と意識を変えることが第一歩となります。
よりよい相模台の実現のため、一人一人が意識を持ちたいものですね。
相模台中学校PTA主催
「地区CON」~元気になる言葉の力を学ぼう~
11月1日(金)相模台中学校体育館でPTA主催により、地域の方、保護者、先生により子どもたちのより良い環境づくりを図ることを目的に「地区CON」が開催されました。
今回は、まず前山校長より相模台中学校の教育方針や最近の学校現状などの紹介がありました。
その後、『PEP TALK』講演会~やる気を引き出す言葉の力~と題し、一般財団日本ぺップトーク普及協会の堀 寿次氏を講師にテンポの良い講演会が行われました。ハイテンポの講演でしたが、「ぺップトークとは?」「今すぐ使えるトーク術」などわかりやすく、楽しい講演会となりました。
ヘップトークは、スポーツ選手を励ます時に指導者が試合前や大事な練習前に行う短い激励のメッセージだそうです。映像や実例から言葉の持つ力の魅力について学ぶことができ、日ごろネガティブなってしまう言葉がけ、怒りの心理をわかりやすく、反省しながら学びました。
目の前の大切な人を本気で応援する言葉がけや、人をやる気にさせるシンプルな言葉がけについて参加者同士で意見交換しながら、自分自身がポジティブになろうと思うことができる講演会でした。
最後に、「彼にどんな言葉をかけますか?」…「肯定的な」「魂を揺さぶる」声かけで心や脳に影響を与え、潜在能力を引きだすことも可能だそうです。
「ひろげよう 人と人とのふれあいを 第20回相模台福祉まつり」が10月26日(土)相模台公民館で開催されました。
前日までの雨から一転し晴天での開催となりました。
本村市長も災害対応の中、駆け付けてくださり、共生社会の重要性を強く語ってくださいました。
今年は子どもたちの来場者が200人近くにのぼり、「射的あそび」や「お菓子釣り」は大好評で、ごった返すほどの賑わいでした。また、かわいい風船や綿菓子も大変喜ばれていました!
また、今年も大好評の福祉バザー!開場前から長蛇の列ができてました。
午後は、講談師神田織音さんによる「講談で楽しく福祉を学ぶ 成年後見制度」についてでしたが、実話に基づき、
「親の将来、自分の将来、誰が支えてくれますか?」を3つの演目で、軽妙な語り口により難しい成年後見制度を楽しく学ぶことができました。
講談からも地域の繋がりの大切さを改めて確認することができました。
「福祉への理解や共存…」などの言葉が無くなり、色々な人が支え合って生きていくことが当り前!となる日が近いであろうと、来場して下さった方々と接して実感できました。
「愛着ある町、親しい友人、大好きな家族、大切なものを守るために、防災はしたくなる!」
10月20日(日)双葉小学校体育館において双葉小学校避難所指定7自治会合同訓練が実施されました。
平成12年に第1回目の合同訓練を開催し、第20回目の開催となりました。
20回目を迎えた今回は、懐かしい訓練の様子を映像での紹介と、防災啓発ドキュメンタリー映画「いつか君の花明かりには」が上映されました。
大切なものを失ってからでは遅すぎる、いつどこで災害が起きてもおかしくない日本で、一人でも災害に向き合う人が増えてほしい、そんな願いの詰まったドキュメンタリー映画でした。
上映後、映画監督の山崎光さんの講演もありました。どこかで災害が起きるたびに「まさか自分が災害に合うとは思わなかった。」という言葉を耳にする。私たちはその瞬間まで他人事でいる。防災の大切さを訴えている人々のその思いを届けたいと!
台風19号の影響により市内でも大きな災害となっています。まさに災害をより身近に、自分ごとと考えている今日!
防災にとって大切なのは、一人一人が日頃から防災への備えを持つことと地域のコミュニケーションです。
今回の訓練が更なる防災力向上に機会となったと感じています。