3月 152019
 

平成31年3月7日(木)、麻溝台にある特別養護老人ホーム「りんどう麻溝」の地域交流室をお借りして、『お口の健康教室』を開催しました。

相模台第2高齢者支援センター地区の「地域ケア会議地域づくり部会」では、平成29年に行われた「高齢者実態調査」の結果から、【食べて・磨いて・歩いて健康】をテーマとして「健康寿命」を延ばすための活動をしています。【食べて】というテーマからは、一人暮らしへのランチ会を開催しました。

今回は【磨いて】をテーマに「口腔ケア」の大切さを地域の方々に知って頂くための一歩として、部会委員を中心として「相模原市歯科医師会」の協力により、『お口の健康教室』を開催しました。

 

本講座では、相模原市歯科医師会理事の田中先生から、健康長寿の秘訣は「栄養、運動、社会性にある」ということで、①8020運動、②オーラルフレイルについてのお話がありました。
田中先生は今回の講座のために新たな資料を作って頂き、転倒や認知症の予防のためにも「健康な方へ 早期の『口腔ケア』のアプローチが大切!」というお話をいただきました。
神奈川県ホームページの「オーラルフレイル」の紹介もあったので、多くの方に見ていただけると参考になると思います。

 
 
次に、3名の歯科衛生士さんから「歯とお口の点検方法」と「口や舌の体操」の指導があり、「唾液腺マッサージ、舌体操、顔面体操、くちびるの体操」など普段動かすことがないような面白い顔になって、顔の筋肉などを動かしました。
「歯の磨き方」では、隙間に汚れが残ってしまい、磨き残しが多いことにも気づきました。
参加された方からは「歯の大切さは知っていたが、手入れの仕方が分からなかった。」「噛んで食べることの大切さが分かりました。」という感想をい頂きました。
今後は『お口の健康教室』で学んだ内容を、地域の高齢者の方々に広げて『健康寿命』を延ばして頂けるように「地域づくり部会」と一緒に取り組んでいきたいと思っています。

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