10月28日(日曜日)、双葉小学校にて、7自治会(御園五丁目、御園南、松原、振興、御園みゆき台、御園西、大沼)による双葉小学校避難所合同自主防災訓練が行われました。
今年で19回目となる今回の訓練、お天気にも恵まれ多くの方々が参加しました。
大規模災害発生時には、市や消防による対応が出来ない場合が想定されることから、自発的な共助機能を構造的に組織し「自分たちのまちは自分たちで守る」という意志で繫がり、住民の防災意識の啓発と意識の高揚を図ることを目的として実施されました。
訓練内容としては、情報連絡訓練、避難誘導訓練、初期消火訓練、起震車体験訓練、煙体験訓練、救出救助訓練、給食訓練、避難所運営訓練のほか、リアル避難所体験と防災ワークショップなど、実に13項目の訓練が南消防署麻溝台分署、消防団、社会福祉協議会、災害ボランティアネットワーク等の団体の協力のもと実施されました。
今年は訓練開始前に相模原南消防署はしご車によるデモンストレーションや、自衛隊による車両や救助の説明がありました。
また、新たに備品として配備された「災害対策用プライベートルーム」は、避難所生活において更衣室や授乳室に利用するなど、プライバシーの確保に非常に役立つものです。ワンタッチパーテーションで一瞬のうちに設営できます。災害時の避難所での集団生活のストレス軽減になります。
参加された皆様は、興味津々と説明に耳を傾けたり、実際に機材を扱ったり実演をするなど積極的に行動されていました。
【訓練の様子】
単位自主防災隊は、午前9時にそれぞれの一時避難場所に集合し、その後、双葉小学校に参集し、様々な訓練を実施しました。
消防団による小型ポンプ操法の実演、初期消火訓練 、応急救護訓練、起震車体験訓練 、煙体験訓練、生活支援訓練 、給食訓練、給水ろ過訓練、避難所運営訓練
リアル避難所体験では、段ボールや新聞紙等を使用した備品の製作の実演や展示が行われました
新聞紙によるスリッパ ビニール袋による雨具