11月 152019
11/14 相模台地区青少年健全育成協議会が講演会を実施しました。
講師は、映画「みんなの学校」の舞台となった大阪市立大空小学校の初代校長
木村泰子氏を大阪より招き、開校前の地域の状況、開校当時の困難をどう乗り切ったか。
あんな事があった。こんな事があった。と、ある一人の児童にスポットを当て、
彼がどう成長していったか、その時、学校・地域がどう関わったか。などのお話をして頂きました。
小田急相模原とJR相模原を間違えてしまい、少しだけ遅刻してしまった木村氏。
「大変申し訳ございません!謝罪からはじまる講演会は初めてです」の言葉でスタート。
約2時間にわたり、沢山のお話をして頂き、会場に来ていた「自治会長」「子ども」「大人」「地域の人」そして同業者の「先生」、様々な立場の人が、”今自分が何をすべきか。”を考えさせられる講演でした。
木村氏は、「みなさん、くれぐれも学校に行って ”校長先生、あんな学校作ってよ!” と言わないで下さい。
先生だけでは子どもを守れません。子どもが安心して生きていく為に、地域が・・自分が・・何ができるかを考えましょう!」とおっしゃいました。
先生は”風” 地域は”土”
風はいつしか去ってしまうけど、土は愛情持って耕せばどんどん肥えていきます。
地域が、しっかりした土台を作って下さい。子どもの命を守って下さい。ともおしゃいました。
私たち地域が出来る事をみつけ、学校に育ててもらうではなく、自分の子だけじゃない、地域の宝の子どもをみんなで育てる!と意識を変えることが第一歩となります。
よりよい相模台の実現のため、一人一人が意識を持ちたいものですね。