小田急相模原駅前再開発B地区が、この秋(10月10日グランドオープン)に完成します。
以下、yahooのニュース記事 より
小田急線小田急相模原駅北口(相模原市南区南台)で進められている第1種市街地再開発事業で、B地区(約0.7ヘクタール)の中核となる再開発ビルが9月末までに完成する。地元で北口のまちづくりを考える会が1994年に組織されてから約20年。既に整備を終えた北口直結のA地区(約1.4ヘクタール)と合わせ、ようやく再開発事業が完了。市南部の地区中心地にふさわしい街として生まれ変わる。
同駅北口の再開発は、権利者でつくる組合主導で進められ、駅北口の県道町田厚木線をはさんでA地区、B地区に分けて事業に着手した。先行したA地区は2007年11月に再開発ビル(地上20階、地下4階建て)が完成し、駅前広場も整備された。
一方のB地区は、リーマン・ショックによる事業協力者の変更などで着手が遅れ10年に組合(権利者23人)を設立。11年に再開発ビルの建築工事が始まった。
小田急相模原駅周辺整備事務所によると、B地区の再開発ビルは地上29階、地下1階建てで、総事業費は約112億円。1~3階に商業・医療施設が入り、5階以上は住宅(210戸)となる。A地区とを結ぶ歩行者デッキも県道上に架けられる。商業施設は10月10日オープンを予定。
駅周辺は市内でも人口集積の高い商業地で、駅の1日の乗降客数は約5万4千人に上る。再開発地域は県道の町田厚木線、相模原二ツ塚線の幹線道路が交差する交通の結節点で、市道を含めて拡幅整備される。
同整備事務所では「ゆとり空間を設けられることで防災機能の強化になる。慢性的な交通渋滞の解消にもつながる」と話している。
B地区の街区ネーミングは、「ペアナード・オダサガ」に決まった。「ペア」(二つで一組)と「プロムナード」(歩く)を合わせた造語で、A地区と一体に家族そろって歩ける街をイメージしたという。A地区は「ラクアル・オダサガ」と名付けられている。