12月 062017
 

12月4日(月)にみよし自治会の方々による、相武台小一年生の児童を対象にした「昔あそび」の授業が行われました。
自治会が毎年行っているこの授業は、児童に昔ながらの遊びを知ってもらうということの他にも、地域の方との交流も大きな目的となっています。今年でなんと11年目を迎え、最初に授業を受けた児童は、今年は高校生になっているとのこと!今年はみよし自治会から10人の皆さんが先生となって、それぞれの得意分野の授業を担当しました。

昔遊びの種類は駒回し、紙飛行機、めんこ、缶ポックリ、あやとり、羽根つき、お手玉、けん玉、合わせて8つで、各コーナーからは児童が一生懸命取り組む姿がが見られました。例え最初は上手くできなくてもあきらめません。先生のアドバイスを一生懸命に聞いて、成功した時には、先生や友達と歓声を上げて喜び合っていました。

【めんこ教室】

★たくさんめんこを裏返すことができました!

【お手玉教室】

★担任の先生(写真右側)は、3つのお手玉を見事に操っていました。

【あやとり教室】

★最初は少し苦戦しましたが、箒が完成しました!

【けん玉教室】

★「膝を使って!」との先生の指導で、見事に成功!

【駒回し教室】

★駒にひもを巻き付けるところから、先生から丁寧に教わります。

【羽根つき教室】

★羽を打つ音はとても爽快です!今ではこの音を聞くのは貴重な機会ですね。

【缶ぽっくり教室】

★今の缶ポックリは、缶ではなく、木で作られているため床を傷めず、安定感があって安全です。

【紙飛行機教室】

★「最初の折り方で飛行機の飛び方が決まるよ。」との先生のアドバイス。さて、成果はいかに!?

全ての体験が終了した後は、児童からの質問コーナー。「飛行機はどれくらい遠くに飛ぶのですか?」という質問への、「上の方から飛ばせば100メートルくらい飛ばすことが出来る。」との先生の回答に、児童から驚きの歓声が上がりました。

今回授業に参加されたみよし自治会 深澤会長の、「みよし自治会は、子どもを大切にする自治会。」との言葉通り、みよし自治会は「昔遊び」の他にも子供たちの下校の見守りを13年間続けており、時には子どもたちのケンカの仲裁をすることも。こういった地域の目があることで、いじめの防止にも一役買っているようです。しかし一方では、見守り活動、「昔遊び」授業ともに担い手の方々が高齢化し、後任を探すことに頭を悩ませているようです。

継続していくことは困難も伴いますが、地域と学校のつながりを深めることに、皆さんとても遣り甲斐を感じられているご様子で、今回授業に協力した方々からも、子どもたちは飲み込みが早く、すぐにできるようになってすごい!」、「子どもたちから元気をもらえる」という声が聞かれました。皆さんのはつらつと活動されている様子がとても印象的で、地域活動は地域を元気にすることを改めて強く感じた一日となりました。

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