10月 112017
 

桜台19番自治会で、※ポリカーボネート板によるゴミ集積所を7箇所製作しました。
そこで今回は、ゴミ集積所の製作の中心となった桜台19番自治会役員の髙橋さんにインタビューさせていただきました。
※ポリカーボネートとは、車のヘッドライトやCD、DVDなどの透明な部分に使用されており、素材の性質としては、軽い上に耐衝撃性に優れ、アクリルよりも強くガラスとの比較ではその耐衝撃性が200倍以上にもなります。

  

Q1:現在のゴミ集積所を製作するに至った経緯を教えてください。
―ゴミ出し時の交通事故防止とカラスによる生ごみの散乱防止が主な理由です。近年は外部居住者の不法投棄もありました。(防犯カメラにて確認)

Q2:ポリカーボネート素材を使用することをどのように思いついたか教えてください。
―道路に面しているために耐衝撃性能が高い材料で、尚且つ透明の板にしたのは、扉を閉めた状態でも、ごみの有無確認ができるようにしたいことからです。

Q3:苦労した点、こだわった点はありますか?
―苦労とは思いませんが、当自治会のごみ集積所は、道路に面して7か所あるので、基本計画をもとに、麻溝台環境事務所に相談しました。親切に指導及び意見をいただき、1か所を試験運用し、収集時問題なしとのことで、残り6か所(引き違い戸)を設置いたしました。こだわりは、価格を上げないために、既製品のアルミ戸を使用し、幅寸法を詰め、下部は、道路に面してるので、耐衝撃性能を重視しポリカーボネート板とし、上部は、風を通すために横格子としました。施錠も出来ますので、収集日以外の日は鍵をかけています。

 

Q4:自治会の皆さんからどのような反応がありましたか?
―まず、カラスによる被害がなくなったことと、ごみが捨てやすくなったことを喜んでいます。また、きれいになって、自治会全体の環境が良くなったことも喜ばれています。

Q5:これから自分たちで集積所を製作することを検討している自治会にメッセージをお願いします!
―新設はもちろんですが、既存の改修も、該当ごみ集積所の住民の方々の了承が取れたら、一度麻溝台環境事務所(南清掃工場敷地内)に相談したほうが良いと思います。付帯設備として、センサーライト、防犯カメラ等も併せて考えたほうが良いと思います。ハード面は、現地状況に即し色んな方法が取れますが、ソフト面の運用方法とマナーの向上をも併せて行わないとごみの問題は解決しないと思います。

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