■自主防災本部用の発電機について(現状報告)

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10月 232012
 

自治会の物置に保管してある発電機です。
型式はSUZUKI SE3000という機種になります。
このSE3000という機種の特徴はサイドバルブエンジン搭載で直流電源を備えたハイパワー型の発電機でヒーターやポンプなど連続使用に威力を発揮する発電機ということです。50・60HZの切替が可能。乾燥重量は56Kもあります。
今まで物置に保管してありましたが、災害時にきちんと動作するのか心配で分解してみる事にしました。
どうやら昭和62年に宝くじの助成品として、当地区連に納入されたようです。
機械を調べたところ使った形跡があり、使用後のメンテナンスがされていないようでした。
こちらは燃料(無鉛ガソリン)を入れる蓋ですが、ガソリンタンクにはガソリンは入っていませんでした。入っていないのではなく、気化して無くなったと考えた方が良さそうです。
この蓋も固着してなかなか開きませんでした。
開けたところ蓋の裏側は白い粉が付着しています。
こちらはエアクリーナーを外したところから見たキャブレター部分です。
キャブレターはガソリンと空気を混ぜてエンジンに送る機械の部品です。
外部は意外ときれいな状態です。
ただし、内部には使用された時のガソリンが残り、バルブが詰まっている可能性があります。
これは、キャブレターにガソリンを送り込む前にろ過する部品です。
古いガソリンがそのままになっていた関係で内部でガソリンが腐って変色してしまっています。
こちらはエアクリーナーです。
汚れてはいませんでしたが、スポンジがボロボロで触ると崩れてしまう状態です。
もともと、オイルをしみ込ませてあり、埃をキャブレターに送らないように保護する機器ですが、逆に崩れたスポンジを送ってしまう事になってしまいます。
これはダイナモ(発電する部品)の様子です。
白っぽいカビが生えてしまっています。

■発電機(SUZUKI SE3000)について

現状では使用できない状況です。
修理をして使用するか?
新しく買い代えるか? 検討しなくてはなりません。
昭和62年の製品なので部品があるかどうか?も現時点では不明です。
どちらにしても役員会でご相談することになります。

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